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冨士山小御嶽神社

コードNo.:7005


神社の写真1
■鎮座地: 富士吉田市上吉田小御嶽下5617
(里宮 富士吉田市上吉田4202)
■所属支部: 南都留支部
■御祭神: 磐長姫命、桜大刀自命、苔虫命
■例祭日: 八月十七日
■宮司名: 小佐野正史
■境内地: 八五二坪
■氏子戸数: 無  崇敬者数 五〇、〇〇〇人
■電話: 0555-72-1475

■由緒沿革:
小御嶽は富士山より先に出現した山であり、地勢的に有名な地に鎮座し、山岳信仰の霊地として、朱雀天皇承平七年(西暦九三七年)七月十七日の創建にして、後花園天皇康正二年(一四六五年)社殿の御造営をなす。富士山小御嶽石尊大権現、富士山中宮とか、富士天狗宮とも称し、富士登山者の守護神である。故に往古より、お中道巡り、富士山頂へ至る行程の拠点とし、富士行者が参籠して大行となす。明治七年(一八七四年)十一月参籠中の行者の失火に依り、御社殿を初め、諸建造物を焼失、明治九年七月十七日再建、昭和五十年六月十七日信仰者の寄進により神明社殿が竣成した。平成三年三月、麓、富士吉田の地に小御嶽の遙拝の場として冨士山小御嶽神社里宮を竣成した。また神徳は関東地方並びに全國より多くの崇敬者を有し、富士登拝者の家運隆昌、交通安全、延命長寿、縁結びの守護神として崇敬されてゐる。神事として富士山開山祭(七月一日)には大天狗、小天狗にて鳥居に張られた注連縄切りを行ひ道開をして、女性が負ふ富士型神輿、飾り神輿の渡御があり、登山者の安全と富士山の平静を祈願する。
神社の写真2


■年間行事・祭事(主なもの)

一月 1日 歳旦祭
六月 30日 開山宵官祭
七月 1日 開山祭
八月 17日 例大祭
毎月 1日・17日 月次祭